9月の半ばごろ、
「日本人の友達を探しています。発声障害持ちで大きな声やスムーズに話せないこともありますが、「気にしないよ〜」という方がいらっしゃいましたら声をかけて頂けたら嬉しいです。」
...そのような内容で勇気を出して
インスタで発信してみた。
すると、何人かの方が
「お茶でもしましょう」と
やさしく声をかけて下さって、
そのうちの一人の方と会うことが
実現した10月のある日。
ベルリンに来てからずっと行ってみたかった
『House of Small Wonder』というカフェで
その方とランチをすることになった。
筆者より早く待ち合わせ場所に到着していた
仮名)Aさんと、お子様(赤ちゃん)と
「初めまして」と挨拶を交わし入店。
旦那さんとは日本語で話すことも多いし、
日本の友達とはたまに電話もしていたけど、
日本人の方と対面で会うのはほぼ一年ぶり。
若干ぎこちなく自己紹介をして、
お料理を注文することに。
店内はこんな感じ。
『日常生活とは物事をほんの少し楽しくしてくれる小さな驚きの積み重ね』
『都会に潜む隠れ家のような暖かい雰囲気』
…そんなコンセプトがあるこちらのお店。
そのコンセプトやお店の名前通り、
アットホームでナチュラルな
雰囲気の内装がとても心地良い。
ちなみにお店を経営されているのは
日本人のMotoko Watanabeさんと
そのご主人Shaul Marguliesさん。
2010年ニューヨークに第一号店、
2014年ベルリンに第二号店が
オープンされており、
ちょっとした日本食も楽しめるお店。
筆者たちが注文したのは
自家製のミントレモネードと、
温泉卵のった角煮丼。
ベルリンで日本食を食べる時は
『家で作ると時間がかかるもの』
『手に入りにくい食材が使われているもの』
…という基準で注文することが多い(笑)
トッピングされていた食べるラー油?が
味のアクセントになり美味しかった。
日本食を食べながら、
日本人の方とお食事をする時間。
日本に帰ってきた感覚を味わえて、
久しぶりのこの感覚が嬉しかった。
今回お会いしたAさんは
この夏、旦那様のお仕事の都合で
ベルリンに引っ越してきた方。
Aさんがベルリンに引っ越す前から
インスタをフォローして下さっていて、
持病のことなどもインスタなどを通して
少し知ってくださっている感じだったので、
変な緊張感はなく楽しい時間を過ごせた。
今までのドイツ生活では
「ドイツ語を一日でも早く上手になるためには日本語からはなるべく離れよう。ドイツ人の友達を見つけよう。」
…っと日本の方と会う機会を
ほぼほぼ作ることはなかった。
そのおかげでドイツ語を成長できたし、
ドイツ人のお友達も出来た。
ただ…日本人として海外生活する上で
わからないことがある時に、
「わかりません」「教えてください」と
誰かに気軽に質問するということや
言葉に表せない寂しさを感じた時に
「大変だよねぇ」っと
日本語で気持ちを分かち合える相手が
いなかった/作れていなかったので、
特に最初のドイツ生活をしたときは
正直すごくすごく苦しかった。
今回お会いしたAさんのように
優しく「お茶でもしましょう」と
声をかけてくださる方にお会いして、
「わからない」「会いましょう」
「こういう場合どうしてますか?」など
素直に聞いたり話しかけれるのは
海外生活に限らずだけれど、
大切なことなんだなと思った。
「「わからない」「助けて下さい」と、人に頼ることも時として大切だよ。」
「一人で頑張ろうとしすぎなくていいんだよ」と
昔の自分にも、今の自分にも、
そう声をかけたくなった。
今回、勇気を出して「友達が欲しい」と
インスタで発信したおかげで
良い気づきや素敵な出逢いがあり、
とても有意義な時間を過ごせた。
素敵な時間を一緒に過ごしてくれた
Aさんやお子さんありがとう。
「ドイツ生活、なかなか楽しいです。」
本日も最後まで閲覧ありがとうございます。
皆様の素敵な一日を願って…🍀 by ももベル
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