友達と公園でお散歩していた時に
「明日、清掃のイベントがあって、明日もまたこの公園に来るんだ。」
...そんな話を聞いた。
その話を翌朝、旦那さんに
「そういえば…」と話してみたら、
「えっ、興味ある。行きたい。」との反応。
友達にイベントの時間を聞いてみたら、
「16時からだよ。じゃあ一緒に参加しよう^^」と
返事が来たので３人で参加することに。
旦那さんは普段から道端に落ちてる
ゴミを見つけると拾ってゴミ箱に捨てたり、
友達は月一で清掃活動に参加しているらしく、
参加にとても意欲的だった。
そんな人たちが身近にいるので
筆者自身も清掃活動に興味があった。
ドイツで初めてのボランティア活動、
どんなものになるんだろうかと
ワクワクしながら電車に乗った。
友達と駅で待ち合わせして
イベントの集合場所へ。
集合時間になる頃には、
約１００人近くの参加者がいた。
今回参加したのは、
『World Clean Up Day』という世界中で
毎年9/20に行われる清掃活動イベント。
友達との会話を通じて、
１年に一回という大規模な清掃活動に
運良く参加できた。
(国や地域によって違いはあるかもしれないけれど)
参加者の人は特に登録不要で参加でき、
軍手やトングなど清掃に必要なものは
主催者側で準備してくれていた。
今回のイベントは１６時から１９時まで。
友達の用事に合わせて少し早いけれど
１７時半まで清掃活動を行った。
タバコの吸い殻、ガラス、ビールの蓋、風船、
クラッカーのゴミ、お菓子のパッケージなど
色々なゴミが落ちていて、
一歩進むのになかなか時間がかかった。
ゴミ拾いをしながら、
ゴミを拾う達成感を感じたり、
落ちているゴミの数に驚いた。
また、清掃活動に参加することで
街がきれいになるのはもちろん、
その場に居合わせた人たちが
「こんな活動があるのか」と知ることが出来、
清掃活動の参加者が増えるきっかけになったり、
ゴミ箱にゴミを捨てる人が増える感覚がした。
実際にゴミ拾いをしていると
通りすがりの人達が、
「何をしてるんだろう」とこちらを振り返ったり、
「ありがとうね」「偉いね」
「これは何の活動？」という風に
声をかけてくれる事も多かった。
清掃活動をしながら、友達が、
「こないだお城の近辺の清掃活動をしたんだけど、掃除できたのって大きな敷地のごく一部だけなんだよね。」
…そんな話をしていて、
「でも、何もしないよりは断然良いよね！」と
筆者が返したら、
「そうなんだよ！だから活動するの^^」と
笑顔で答えていた。
(⇧友達が清掃したお城)
街中でもゴミ拾いをしている人を
見かけたことはあるけれど、
『見る』と『やってみる』では
見える世界が全然違うのだなと感じた。
今回の清掃イベント、
筆者たちのように公園の中を
清掃するグループもいれば、
公園沿いに流れる川の中で清掃活動を
行なっている人もいるらしく
その日の朝は４００人近い人たちが
川に潜って川の清掃をしてくれたそう。
活動に参加して、街も少しきれいになり、
色んな人に感謝され、とても良い時間だった。
誰かのためが自分のために、
自分のためにが誰かのためになる、
そう感じる日だった。
友達と別れた帰り道、
街に落ちているゴミが目につく、目につく。
素手なので拾うゴミは制限されるけど、
プラスチックゴミなどを思わず拾った。
「ね、目につくようになるよね」と
旦那さんに話しかけられ
「そうだね」と頷いて、
家に着くまでの少しの距離を
２人でゴミ拾いをした。
清掃活動はすごく楽しかったし、
いい経験になったので、
一回と言わずこういう活動に
参加していけたらなと思った。
ドイツでまた新たな経験が出来て、
色んなことを学べて、嬉しかったな。
本日も最後まで閲覧ありがとうございます。
皆様の素敵な一日を願って…🍀 by ももベル
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