美容関係の仕事を始めた時、
「あらら、ニキビできてるね💦」
そうやって上司の方が私の顔を見ながら、
まるで自分のことのように心配をしてくれた。
それが職業柄とはいえ、そんな風に、
親身に寄り添ってくれる瞬間が何度もあって、
良い職場だな…そう思った。
喉のことを職場の人に伝えたのは、
仕事を始めて数ヶ月経った頃。
隠すつもりでいたけれど、
隠しきれない場面が多々あって、
それならば…と、
思いきって何人かの人に伝えてみた。
「喉が悪いんです」と言っても
日によって症状も違うし、
伝えることは容易ではなかった。
それでも職場の人たちは
私の話に耳を傾けてくれて、
そんな私のことを受け入れてくれた。
…そこから3年働いた。
最初の一年は、
一人の人間として、
二年目からは、
責任を持つことや
働くことの楽しさを学んだ。
3年間の中で、何度も、
めげそうになったり、傷ついたり、
落ち込んだりを繰り返した。
それでも、素敵な人たちに囲まれて、
どうにか頑張ることができた。
仕事終わりに時間を作ってくれて、
「大変かもしれんけど一緒に頑張ろうね」と
励ましの声をくれる人や、
「今までで一、二を争うぐらい手がかかったよ💦入社当初は一週間持つかな…と心配もしていたけれど、今はすごく逞しくなってるし、ももベルちゃん頑張ったね。」
…そんな風に向き合って、
見守ってくれる人たちがそこにはいた。
仕事でもプライベートでも、
声が出しにくいことで
勘違いさせてしまうことも多く、
「風邪ひいてるの?お大事にね」と
お客さまに心配される時もあれば、
第一声がうまく出なくて、
「話聞いてる?」と聞かれることも。
そんなことがある度に、
とてももどかしい気持ちになった。
そんな中、一人の友達に、
「コンビニとかでも「ありがとうございます」ってきちんと言いたいのに、言葉に詰まってうまく言えないねん」
そんな感じで話をした。
すると、
「ももベルちゃんはその笑顔が素敵やねんから、ありがとうと言いにくいのなら、にこって笑ったらいいんだよ。それで十分だよ^^」
…そんな優しい言葉をかけてくれた。
泣くこともたくさんあったけれど
友達がかけてくれた言葉通りに、
その分本当にたくさんたくさん笑った。
仕事終わりにいつも、
ほっぺたが痛くなるくらいに。
だから、職場の皆さんから
誕生日メッセージを頂くときも、
「いつも笑顔に癒されてます」
「これからもとびっきりの笑顔で頑張ってね」
…そんな嬉しい言葉が書かれていた。
そんな言葉を頂けて、
とても誇らしかったし、嬉しかった。
とても大好きな仕事だったけれど、
もっと学びたいこともあったけれど、
「英語上達」「海外生活」という
自分の2大目標を叶えるために、
3年後の冬、
私は仕事を辞めることにした。
そして、夢に見た海外生活が始まった。
>>続く
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