ももベルのトラベルぶろぐ

ドイツ生活や人生という名の旅の記録。

どうしてブログを書き続けるのか《第八章》〜夢を現実に〜


第一章〜七章まではこちらから⬇️

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2019年の春、私は夢を現実にした。


コツコツ仕事を頑張って、貯金して、

7年越しで「海外に住む」という

自分の中での大きな夢を達成したのだ。


移住先はずっと行きたかった英語圏ではなく、

大切なパートナーの母国ドイツ


彼の育った背景について知りたかった私は、

ドイツという土地に足を運ぶことを決めた。


学びたかった英語圏ではなかったけれど

知らない土地での生活が楽しみだったし、

実現できたことがとても嬉しかった。


渡独後の数ヶ月は、

「今まで頑張ったんだから、しばらくは休んでね」

というパートナーの言葉に甘えて、


自分の体を休ませたり、

ドイツという地に慣れることに集中した。


それからしばらくして、

今後どうしていくのかを考え始めた。


正直、その時間がとても難しかった。


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ドイツ語も話せないし、

体力的にも、自分の喉的にも、

外で働くことに限界を感じていたので、

とりあえず語学学校に通うことにした。


語学学校に通うと決めたものの、

本当はめちゃくちゃ不安だった。


うまく声が出るのか心配だった。


緊張するとグッと喉が閉まって、

いつも以上に声が出しにくくなるから。


でも、友達が欲しかったから、

勇気を出して語学学校に行ってみた。


頑張って丸一日授業を受けてみたけど、

私にはとても楽しめる環境でも、

集中して勉強できる環境でもなかった。


授業が終わった後、

「また明日ね」というクラスメートの声に、


明日はないと感じながらも

「うん、また明日!」と返事をした。


すごい疲労感を感じながら、

彼の待つ家にトボトボ帰宅した。


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授業を終えた安堵と、

いろんな不安やストレスからか、

彼の顔を見た瞬間にめちゃくちゃ泣いた。


その時…いろんな気持ちを感じた。


スムーズに話せない自分への悔しさや、

喉を理由に色んなことを言い訳をする私、

全て自分に対しての”負の感情”だった。


たった一日、

でも、私にとっては大きな一日。


「とりあえず頑張った」と自分に言い聞かせ、

その日を境に私は学校に行かなかった。


それでもドイツ語は話したかったし、

自分の友達も欲しかった。


だから、近所の本屋さんで絵本を買って

毎日何時間も机に向かったり、


スーパーに行くまでの道のりを

ドイツ語だけで会話したりした。


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最初はドイツ語を5分間話すのも

ものすごく大変だったけれど、


そんな日々を繰り返していたら、

「えっ、3ヶ月でそれだけ話せるの?」

驚かれるぐらいにまで上達した。


そこから徐々に、友達探しを始めた。


バイトもしていなかったし、

学校にも行っていない私は出逢いが少なく、

語学のアプリを使って友達探しをした。


会う人会う人、笑顔が素敵で、

本当にやさしい人ばかりだった。


ただ…

簡単に繋がれるネット社会だからこそ、

その分繋がりが切れやすく、

友達作りはなかなか苦戦した。


それでも、みんなとの出逢いは、

私のドイツ生活に彩りを添えてくれた。


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いろんな人と交流する中で、

「普段何をしているの?」という何気ない問いに

「何て言おうかな…」と、いつも戸惑った。


そして、そんな自分に嫌気がさしていた。


だから、私はとある方法で、

自分に出来る事仕事探しを始めた。


それが、まさか…今の自分に繋がるとは。


>>続く

 


本日も最後まで閲覧頂きありがとうございます。
皆さまの素敵な一日を願って…🍀  by ももベル

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