プロローグ
朝、窓を開けた時の爽快感、
「おはよう」の挨拶、
肌に浸透する化粧水の感覚、
洗濯物を干す時のやわらかい香り、
淹れたてのお茶の味、
いい感じの寝癖、
毎日を過ごす中で、
そういう瞬間や発見が…
私にとっての『幸せ』だったりする。
美味しい理由
ある寒い日の夕方、
両親と車で出かけた帰り道。
何か温かいものを飲みたくて、
コンビニに立ち寄った。
私が手に取ったのは、
140円のホットミルクティー。
レジを済ませ、コンビニを後にし、
再び車に乗った。
運転は父、助手席に私、
後部座席には母。
走り出す車の中で、
先ほどのミルクティーを口にした。
温かくて、甘くて、優しくて、
その美味しさにとても感動した。
何度か飲んだことがあるはずなのに…
いつもより、とびっきり美味しくて、
「なんか、すごく美味しい。落ち着く味…。カフェとかでもう少しお金を出して飲むのもいいけど、今はこっちの方が好きかも。」
…そう、口にした。
すると、父も母も、
「そうだね」っと相槌をうった。
その瞬間、
『美味しい理由』がわかった。
「おいしいね」と言える人が、
「そうだね」と返してくれる人が、
こうして側にいるから、
だから、とびきり美味しいんだ。
…そう、思った。
いつもの帰り道や夕空、
同じような景色に見えても、
昨日とは、違うもの。
そして、生きている限り、
「いつか」は存在する。
けれど、だからこそ、
毎日のちょっとしたことが、
ただただ、愛おしく感じたりする。
だからこそ、
今を大切にしようと思える気がする。
ある本で見つけた、
「1つの悪いことに悩まされるよりも、素敵を100個見つけれる人生がいいな」
…っという言葉。
今日も、明日も、予測出来ないなら、
私は後者のような生き方をしたいな
…なんて、ミルクティー片手に思った。
本日も最後まで閲覧頂きありがとうございます。
皆さまの素敵な一日を願って…🍀 by ももベル
Twitter:https://twitter.com/momobellblog
Instagram:https://www.instagram.com/momobellblog/
ブログランキング参加中⬇︎いつもありがとうございます✨