こんにちは、ももベルです🎄
クリスマスまであとわずかの本日は、
『Lucia Weihnachtsmarkt』という
クリスマスマーケットをご紹介✨
クリスマスの開催地はKulturbrauerei
(クルトゥアブラウエライ)というビルの敷地内。
建物は19世紀後半に建設された
レンガ造りの(元)醸造所で、
1974年以来は記念碑として
保護されている歴史ある建築物。
現在はクラブ・イベントスペース・
ビアガーデン・映画館・カフェなど
多目的で使用できる施設となっています。
2024年度のマーケットの開催日は
11月25日〜12月22日まで。
本年度のマーケットは
すでに終了してしまいましたが、
素敵なマーケットだったので
(来年のマーケット巡りの参考になればと)
ブログでご紹介していきます。
マーケットの入場料は無料。
ちょっとしたトンネル?を抜けると、
煉瓦造りの美しい建物が迎えてくれます。
そんな美しい建物の目の前には
こんな風にクリスマスマーケットが
大きな規模で開催されています。
友達と共にマーケットを訪れたのは
金曜日の夕方16時頃。
時間帯&曜日的にも人は多め。
寒いしとりあえず何か飲もうかと
Kinderpunsch(キンダープンシュ)という
ホットドリンクを注文することに。
飲み物代3€➕デポジット代5€で
計8ユーロ(約1300円)でした。
(ただしコップを返却すれば5ユーロは戻ってきます)
キンダープンシュはグリューワインの
ノンアルコールバージョンのようなもので、
赤ワインの代わりに
リンゴ、ニワトコ、ブドウジュースなどを
使用しているお子さんも楽しめる飲み物。
飲み物名のKinder(キンダー)は
ドイツ語で子供たちという意味。
飲み物を注文する際に
「(会場内が騒がしい&大きい声出せないから)代わりに注文してもらってもいい?」
…と友達に聞いたら、
「うん、もちろんだよ^^」と返答して
注文してもらえたのはすごく助かりました。
自分が発声障害であることを
知ってくれてる人がいるって
本当に心強いし、ありがたいです。
筆者達はアルコールが得意でないので
チャレンジはしませんでしたが、
北欧がテーマのマーケットということもあり
スウェーデン・フィンランド・アイスランド等
北欧のいろんな種類のホットワインを
楽しめるのもこのマーケットの特徴。
お酒の他にはヘラジカやトナカイのお肉料理、
Flammlachs(燻製のシャケサンド)など
北欧料理を楽しめる屋台もたくさん。
華やかなマーケットですが、
実は昨年からクリーンエネルギーが用いられ
クリーンエネルギーとは?
CO2など温室効果ガスを排出しない
持続可能なエネルギー
例)太陽光・風力・水熱・地熱など
太陽光発電の力を利用して
調理・点灯などが行われているとのこと。
エコの観点からプラスチックなどを
使用しない会場も多いとは言え、
ゴミは出やすいマーケット会場。
こうして少しでも環境に優しい工夫が
されているのはとてもありがたいことです。
そんな工夫がされているマーケットには
食べ物以外には装飾品や工芸品を扱う
お店もいくつか見かけました。
また、会場内には空中ブランコや
バンジートランポリンなど
お子様も楽しめるような遊具も。
他にも存在感ある美しいツリーなんかも
会場内には設置されていて、
テーマパークにいるような
…そんな楽しい気分になりました。
会場は思ったよりも広くてびっくり。
ツリーやメリーゴーランドの場所を抜けたら、
その奥にもまだお店がありました。
いろんなお店の前を通りながら
食べたい物を探していた時に
ラクレットのお店を発見。
別のクリスマスマーケットで食べ損ね
少し後悔していたので迷わず注文。
友達もラクレットが食べたいとのことで
一緒に注文してもらうことに。
筆者が選んだのがLeoという種類で
ルッコラ・胡桃・甘めのマスタード・
コケモモのジャムが乗ったラクレット。
友達はFoccaciaという種類で
ルッコラ・バジルペースト・
ドライトマトが乗ったものを選択。
どちらも8ユーロ(約1300円)でした。
仕上がりはこんな感じ。
目の前でラクレットを削って、
たっぷりとパンに乗せてくれました。
ジャム入りってどんな感じかな?っと
少し不思議に思っていたけれど、
ルッコラの苦味やチーズの塩味が
甘さを中和してくれて、
デザートではなくご飯として
楽しめる味になっていました。
お店のすぐ近くの場所で
「美味しいねぇ」「美味しいね」と
ぱくぱく食べていたら、
通りすがりの二組の方に
「これはどこで買ったの?」
「美味しそうねぇ」と声をかけられて、
「私たちお店の良い宣伝になってるね^^」
…なんて話をしながら美味しく頂きました。
ちなみにマーケット名のLucia(ルチア)は
ラテン語のLux(ルクス)が派生したもので
その言葉の意味は『光』。
日本だとサンタ・ルチアという名前で
知られている光の守護聖人ルチアにちなんで
マーケット名がつけられています。
ルチアは欧州ではスウェーデンを始め、
暗い冬に光をもたらす希望の象徴として
色んな国で崇められています。
ちなみに会場内にはこんな風に
色んな国までの距離が記された標識が
たくさん設置されていました。
またこちらの会場は毎週日曜日に
ストリートフードの市場としても
利用されている場所だそうで。
本年度の市場は
11月10日まで開催されていました。
次の開催日は年を跨いで、
2025年は1月26日からとなっています。
友達が昔この市場に来た際に、
日本人の方が販売するコロッケを食べたら
とっても美味しかったとのこと。
残念ながらその方は日本に帰国され
もうお店は撤退してしまったそうですが、
「一度食べたかったなぁ…」なんて思います。
滞在時間は1時間半ほど。
お腹も満たされたしマーケット会場も
夜に向かうにつれて混んできたので、
ゆっくりと会場を後にすることに。
お土産屋さん、様々な国の料理、
ちょっとしたアトラクション、
綺麗なイルミネーションが楽しめる
素敵なマーケットでした。
マーケットの帰り道に友達が突然、
「少し早いんだけど…これ!」っと
可愛らしい紙袋を筆者に渡してくれました。
なんと、12月が誕生月の筆者に
「年を越すまではもう会えないから今のうちに渡しておくね」と
誕生日プレゼントのサプライズ!
シンプルに誕生日を覚えてくれていたことや
プレゼントを用意してくれていたことに
驚きと嬉しさでいっぱいになりました。
プレゼントは友だちの意向で
その場で開封することに。
頂いたのはメッセージカードと
良い香りがするクナイプの入浴剤、
チョコレートがコーティングされた
美味しそうなプレッツェルのお菓子。
最後にメッセージカードを開けてみると…
まさかの通天閣(笑)
筆者の出身地が大阪なので
「故郷のことを少しでも感じれたらな」と
カードを選んでくれたそうで。
ドイツにいるのに
「どうやって?」と思ったら、
「実はベルリンでカードを売ってるお店を見つけたんだ。今度また行こう^^」
…と素敵な誘いをしてくれました。
しかも、カードはクリスマス仕様。
街にいる人たちをよーく見ると、
可愛いサンタさんで溢れている。
ドイツでお友達は沢山出来たけれど、
皆がバタバタな年末に誕生日があるため
誕生日は忘れられることが通常営業…(笑)
ドイツの友達からこんな風に誕生日を
お祝いしてもらえたのは今年が初めて。
「お返しとかは無理に考えなくていいよ。私はプレゼントをあげて、こうして受け取って喜んでくれる人がいることがすごくハッピーなの」
…なんて言葉も添えてくれました。
「せっかくのドイツ生活だから」と
今年訪れたマーケットは6つ。
とっても充実した冬時間を過ごせました^^
今日からドイツ家族のもとで
クリスマス休暇を過ごすので、
コメントや訪問は遅くなります🙇♀️
少し早めの挨拶にはなりますが、
「メリークリスマス🎄✨お仕事の方も、お休みの方も、素敵なクリスマスを過ごせますように。」
本日も最後まで閲覧ありがとうございます。
皆様の素敵な一日を願って…🍀 by ももベル
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