ももベルのトラベルぶろぐ

ドイツ生活や人生という名の旅の記録。

【ドイツ生活】ベルリンで人気なクリスマスマーケット『WeihnachtsZauber Gendarmenmarkt』 へ行ってみた。

 

先日、ベルリンで開催中の

 

『WeihnachtsZauber Gendarmenmarkt』という

 

クリスマスマーケットへ行ってきました。

 

マーケットの本来の開催地は

 

Gendarmenmarkt(ジェンダルメンマルクト)

 

…というベルリンにある広場ですが、

 

 

広場の改修工事のため

 

Bebelplatz(ベベルプラッツ)という広場が

 

2022年から2024年までの

 

マーケットの開催地となっています。

 

(2025年からは再びGendarmenmarktで開催予定)

 

Kasse (入場券売り場)

 

筆者がマーケットを訪れたのは夕方5時ごろ。

 

時間帯的にチケット購入が必要でしたが、

 

《入場料:2ユーロ(約320円)》

 

12歳以下のお子様は無料

月から金 12時〜14時は無料

(ただし12/24〜12/26・12/31は有料)

 

…というお得な時間帯もあります。

 

 

入場する際は入り口で警備の方による

 

ちょっとした荷物チェックがあり、

 

・キャリーケース

・500ML以上のペットボトル

・30L以上のリュックなどは

 

安全面から持ち込みが禁止されています。

 

ちなみに友達がスープを持ち帰る用に

 

家から空瓶を持ってきていたのですが

 

「割れたら危ない/凶器になり得る」という理由で

 

持ち込みができませんでした。

 

 

セキュリティーチェックを終えた後は

 

無事にマーケット会場へ入場

 

会場内の照明がとっても美しくて

 

テンションも上がります。

 

 

会場は狭すぎず歩きやすい広さ

 

食べ物お土産さんなど

 

様々なブースが並んでおり、

 

何から見ようかとワクワクする空間

 

色んなお店を見たい気持ちはあるけれど、

 

仕事終わりに来てくれた友達も筆者も腹ペコ

 

「お腹すいたし何か食べようか」

 

とりあえずは食べ物を探すことに。

 

 

沢山の選択肢がある中で筆者が選んだのは

 

Apfelstrudel(アプフェルシュトゥルーデル)という

 

ドイツやオーストリアの伝統菓子

 

薄く伸ばした生地でりんごを巻き、

 

粉砂糖やバニラソースをかけたら完成

 

食感は違うけれど、

 

味は日本のアップルパイに近い感じ。

 

あったかくて美味しかった〜。

 

 

食事8.50€➕デポジット5€

 

代金は13.50€ (約2150円)

 

デポジット(お皿を損傷した時などの保証金)

 

お皿を返却の際に戻ってきます

 

 

写真がピンボケしちゃいましたが、

 

友達はLángos(ラーンゴシュ)という

 

ハンガリー発祥の揚げパン

 

チーズ・ベーコン・サワークリーム

 

トッピングしたものを注文。

 

これで確か10€(約1600円)だったかな。

 

クリスマスマーケットでは

 

毎年必ず食べる食べ物だそうで、

 

「美味しい」と嬉しそうに食べていました。

 

テントの屋根の星たちが綺麗

 

ベルリンでいくつかマーケットを訪れましたが

 

開催地が街の中心部&観光地だからか、

 

飲食物の料金設定が高めに感じました。

 

(あくまで筆者個人の感想ですが)

 

何はともあれ腹ペコの二人とも

 

お腹が満たされてよかったです。

 

 

お腹を満たし後は愉快な音楽に釣られ

 

ステージがある場所に向かうと、

 

ダンスパフォーマンス中の方達が。

 

 

バレエタップダンスを融合した様

 

華麗なダンスを30分もの間

 

メンバーチェンジしながら続けていました。

 

皆さんのさばき笑顔に引き込まれたり、

 

「これはすごいスタミナがいりそうやなぁ。でも、楽しそう。ちょっとやってみたいかも。」

 

…なんて思いながら鑑賞を楽しみました。

 

ステージ横にはクリスマス仕様の熊さんオブジェ。

 

ベルリン市の紋章のモチーフは熊さん

 

ベルリンではこの熊さんのオブジェ

 

色んな場所&異なるデザインで設置されています。

 

ちなみに熊がシンボルである理由

 

Berlinの『Ber』という発音が

 

ドイツ語のクマ(Bär)という発音

 

似ていることから来ているのだそう。

 

 

素敵なパフォーマンスを楽しみ、

 

ステージの左側に進むと…

 

そこには大きな黒板が設置されており、

 

誰でも使っていいお絵描きスペースが。

 

せっかくなので友達と自由に

 

お絵描きをしてみました。

 

「自由に描くってすごく楽しい〜。」

 

 

ふと隣を見ると黙々と黒板に向い、

 

繊細な模様を描かれている方がひとり。

 

その他にも筆者のように

 

色んな国の方が黒板を利用していて、

 

国際色豊かで素敵なブースでした。

 

 

お絵描きブースを後にして

 

会場内をゆっくり散策。

 

ライトアップデコレーション

 

とにかく素敵で気分が上がります。

 

 

マーケットの目の前には

 

Rocco Forte Hotel de Romeという

 

五つ星の高級ホテルがあり、

 

ホテルの外壁には美しい雪の演出が。

 

2006年オープンの高級ホテル

建物は1889年に建設され1945 年まで

ドレスナー銀行の本店として使用されていた

100年以上の歴史がある建築物。

 

 

ホテルの前には大きくて存在感ある、

 

きらびやかなツリーも設置されていました。

 

 

近づいてみるとこんな感じ。

 

ツリーの中にはたくさんの

 

(ドイツ語で)ヘルンフートの星

 

(英語で)モラヴィアの星と呼ばれる

 

ドイツ・ザクセン州で200年前から

 

作られ続けている伝統的な飾りが。

 

www.newsdigest.de

 

ヘルンフートの星は11月ごろから

 

マーケット色んなお家のバルコニー

 

よく見かけるようになります。

 

 

美しいツリーを楽しんだ後は

 

Heiße Schokolade(ホットチョコ)

 

飲んで体を温めることに。

 

ホットチョコの種類

 

ダーク・全乳・ホワイト・抹茶

 

4種類がありました。

 

ドリンクの他にチョコレートの販売も

 

筆者はVollmilch(全乳チョコ)を選択。

 

「Vollmilchのホットチョコお願いします」と

 

店員さんに注文すると

 

「了解!...ところで、君はどこから来たんだい?」

 

気さくに話しかけてくれて、

 

「日本です」と答えると

 

「どうもありがとう」「おはようございます」っと

 

日本語で話しかけてくれました。

 

続けて「日本に旅行したこともあるよ。」

 

「日本に行った時に(日本語がわからないから)標識が全然読めなくて、その感覚が不思議だった。また行きたいなぁ。」

 

…なんてことも話してくれました。

 

ホットチョコ代6€➕デポジット2€
(コップを返す際2€は戻ってきます)



そんな風に楽しく会話しながら

 

ホットチョコが完成。

 

最後には生クリームマシュマロ

 

トッピングものせてくれて、

 

とっても美味しそうな

 

ホットチョコを頂きました。

 

甘さ温かさが体に優しく沁みて

 

とっても美味しい一杯でした。

 

 

心身ともに温まった後は

 

装飾品工芸品屋さん巡り。

 

可愛いものが多すぎてなかなか先に進めず...(笑)

 

 

ツリーに飾るオーナメントを始め

 

アーチ型のキャンドルスタンド

 

シュヴィップボーゲン(Schwibbogen)

 

扱うブースもありました。

 

(近年ではLEDランプのものも有り。)

 

良いお値段で簡単に手は出せないけれど

 

「いつか我が家にも飾りたいなぁ。」

 

...なんて思っている装飾の一つです。

 

 

窓際に飾るのが一般的な飾り方で、

 

「鉱山労働から疲れて帰ってくるお父さん達が、無事に我が家に帰って来れるように窓辺にあかりを吊したり、灯した(=つまり家族の安全の為)」

 

「クリスマス前の仕事日、(鉱夫の方達が)安全灯を吊るして、過去一年間の安全に感謝&来年の無事を祈りお祝いをする慣わしがあった。」

 

…という上記の習慣が、

 

シュヴィップボーゲンの始まり

 

言われています。

 

 

工芸品店を後にし歩いていると、

 

華やかにライトアップされた人物を発見。

 

 

前に回って見てみると、

 

美しく着飾った雪の女王だと判明。

 

 

カメラを向けるとこちらに向かって

 

笑顔を向けたり、ポーズをしてくれました。

 

 

クリスマスマーケットを楽しみながら

 

ふと「あれっ、ここの広場って…」っと

 

あることを思い出しました。

 

それはBebelplatz(ベベルプラッツ)

 

1933年ナチス・ドイツの焚書

 

起きた場所であるということ。

 

《ナチス・ドイツの焚書(ふんしょ)》

1933年5月10日。
ユダヤ人の作家が書いた作品など
『非ドイツ的』と思われる書物が
儀式的に2万冊以上燃やされた出来事。

 

個人的にすごく印象に残っている

ナチス時代&本をテーマにした作品

やさしい本泥棒 (吹替版)

やさしい本泥棒 (吹替版)

  • エミリー・ワトソン
Amazon

 

また、そんな負の歴史を「忘れないよう」

 

「本の大切さを思い出させる」ため

 

1995年に展示された『空っぽの図書館』

 

この広場にあるということを思い出しました。

 

 

広場の地面にガラス板が埋め込まれており

 

そこから図書館を覗くことができます。

 

以前から足を運んでみたかった場所

 

来ることができて嬉しかったのだけれど、

 

華やかなマーケットの真ん中に

 

真っ白な『無の空間』が広がっていて

 

その空間の怖いぐらいの静けさや、

 

マーケット会場との雰囲気の大きな差異

 

悲しさと、寂しさと、それに続く

 

なんとも言えない気持ちになりました。

 

また、今ある幸せや過去の出来事を

 

忘れてはいけないなと

 

気が引き締まる瞬間でもありました。

 

 

図書館エリアで時間を過ごした後は

 

再び装飾品工芸品のお店巡り。

 

その際にとっても可愛いお皿を発見し、

 

「これはお家に連れて帰らないと」

 

即決してお皿を一枚購入しました。

 

どうやら一枚一枚手作りなようで

 

同じデザインでも少しずつ違いがあり、

 

自分の好みのものを選びました。

 

 

とっても可愛くておうちで見るたびに

 

心がワクワクしています。

 

クッキーを焼いた際に使ってみたけれど

 

素敵な出逢いをした特別感も相まって、

 

いつもより美味しく感じました。

 

 

お皿を購入した後は、

 

素敵なオーナメントのお店を発見。

 

こちらもまたハンドメイドのようで

 

「かわいいなぁ」「これも欲しいなぁ」っと

 

楽しくオーナメントを見ていたら、

 

「これ、早めのお誕生日プレゼント^^」と言って

 

なんと友達がそのお店のオーナメントを

 

密かに購入&プレゼントしてくれました。

 

 

二つのオーナメントをくれたのですが、

 

プレゼントの一つであるツリー

 

筆者が「かわいい」っと言っていたもの。

 

天使さんもおまけでつけてくれて

 

とっても素敵なプレゼントを頂いちゃいました。

 

初めてドイツの友達から貰ったプレゼント

 

 大切に大切に使いたいと思います。

 

 

マーケット内での時間を楽しんで

 

最後は雪の女王さんトナカイさん

 

素敵な歌声に癒されて会場を後にしました。

 

とっても素敵なマーケットだったので

 

また機会があれば行きたいなと思います。

 

マーケットの開催日は12月31日まで

(時間帯は日によって異なるので要チェックです)

www.weihnachtsmarkt-berlin.de

 

こちらの記事が楽しかったり、

 

旅の参考になれば嬉しいです。

 

 

本日も最後まで閲覧ありがとうございます。

皆様の素敵な一日を願って…🍀 by ももベル

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