昨年の12月になりますが、
ブリッツ城(Schloss Britz)という
ベルリンにあるお城の敷地内で開催の
クリスマスマーケットへ行ってきました。
クリスマスマーケットの入場料は
一人当たり5ユーロ(約800円)。
(本年度(2024年)の料金)
6歳未満のお子様は入場料無料。
2024年の開催日時はこんな感じ。
11月29日~12月1日
12月6日~8日
12月13日~15日
12月20日~22日
金曜日:午後2時~午後9時
土/日曜日 :午前11時~午後9時
開催は週末のみなのでご注意を!
入場料を支払うとこんな風に
手の甲にスタンプが押されて、
「このスタンプは明日も有効だよ」と
受付の方が教えてくれました。
入場するとすぐ目に入るのが
1897 年に創設された博物館で
ベルリンの中でもかなり歴史のある建物。
そんな歴史深い博物館前には
こんな風に中世の雰囲気を楽しめる
クリスマスマーケットが広がっています。
おとぎの世界ということもあり
お客さんは小さなお子さんも多め。
(上の写真の)的当てのように
お子さんが楽しめるスペースも
たくさん設置されていました。
しばらくすると音楽が流れてきて
ホレのおばさん(Frau Holle)という
ドイツで有名な童話劇がスタート。
当時の筆者の語学力的ではなかなか
理解するのが難しかったけれど、
しばらく演劇の時間を楽しみました。
その後は再び会場内をウロウロ。
(上の写真のように)会場の至る所に、
おとぎの世界が広がっていました。
日本でも有名なグリム童話集は
ドイツのグリム兄弟が編さんしたもの。
グリム童話の中には
赤ずきん・ラプンツェル・カエルの王様
ヘンゼルとグレーテル・シンデレラ
ブレーメンの音楽隊・白雪姫などの
ディズニー映画などでも有名なお話の
原作が収録されています。
マーケットでは、おとぎの世界の他に、
中世の武器屋さんなどもありました。
その近くからは子供たちの
楽しそうな声が聞こえてきて、
なんだろうと見てみると…
バンジートランポリンという
ちょっとしたアトラクションが。
ハーネスを装着して、
巨大なトランポリンの上で
ジャンプして遊ぶものらしく
最高6〜8メートルまで上がれるそう!
日本だとユニバーサルシティで
一度見たことあるような…。
とっても面白そうなアトラクションでした。
しばらく会場内をウロウロした後は
お腹も空いたので何か食べることに。
気になるお店があったので、
こちら(上の写真)のお店で注文。
Schwarzbierfleisch
(シュヴァルツビアフライシュ)という
黒ビールが入ったシチューとパン。
飲み物はグリューワインだったかな。
シチューはスパイスが効いて
ほんの少しピリ辛&お肉がホロホロで
とても美味しかったです。
マグカップはこんな感じ。
マーケットによって形や柄が変わるので
ドリンクを利用するときは
かわいい物だとテンションががります。
ちなみにマグカップについてですが、
よく、マーケットで利用したコップを
(事前にデポジットを払った上で)
何も言わずに持ち帰る人も多いですが、
法的な観点で見ると
(刑事告訴はされませんが)
「窃盗/横領」にあたる可能性があるそうで…
もしマグカップが欲しい場合は
「持って帰ってもいいですか?」と
一度お店の方に確かめるのが良さそうです。
食事をして温まった後は、
調味料やハーブティーを扱うお店で
(左)燻製塩と(右)ヒマラヤ岩塩をゲット。
燻製塩はウインナーや野菜を炒める時に
ほんの少し入れるだけで
燻製の香りがグッと広がるお塩。
少量で十分力を発揮するので
一年たった今も全然減っていません(笑)
お買い物が終わり再び腹ごしらえ。
クリスマスマーケットでは主に
食べることを楽しみとしています(笑)
バウムシュトリーツェル(Baumstriezel)という
ハンガリーで伝統的なお菓子。
牛乳やバターが入った生地を
円形状の木の棒に巻きつけて
回しながらゆっくり焼いて行き、
最後は砂糖やシナモンなど
味付けをしたら出来上がり。
筆者はアーモンド味を注文。
バターの香りがとても良くて、
甘すぎない優しい味わいでした。
バウムシュトリーツェルは大体
ビールジョッキぐらいの大きさですが、
薄くて軽いのでとっても食べやすく
ペロリと食べ終わりました。
バウムシュトリーツェルを食べた後は
向かいにあるベーカリーへ(笑)
ツッカーヴァッテ(Zuckerwatte)という
食べ物を頼みました。
ツッカーヴァッテの正体はわたあめ!
Zucker(ツッカー)はドイツ語で砂糖、
Watte(ヴァッテ)はドイツ語で綿。
つまり直訳すると砂糖の綿、
シンプルな名前で覚えやすいです。
顔が隠れるほど大きなわたあめを
ゆっくりと食べていると、
クリスマスソングが聞こえてきました。
音が聞こえる場所は、
先ほど演劇を見た舞台から。
近づいてみると音楽隊の方が
舞台上でクリスマスソングを
演奏されていました。
愉快な音楽が鳴り響く会場では
楽しそうに踊る方もチラホラ。
ステージ付近ではみんな笑顔の
温かい空間が広がっていました。
素敵な演奏や歌声を聴いた後は
再び会場内をゆっくり散策。
思ったよりも大きい会場で
お子さんだけでなく大人も
十分楽しめる広さでした。
案内プレートの方向に進むと
小さなツリーを発見。
ツリーのオーナメントを
近くで見てみると…
なんとお酒の瓶(笑)
まさかすぎる飾りだけれど、
なんだかドイツらしくて納得。
そんな面白いツリーを通り過ぎて
先に進んでいくと…
次は小さなヤギさんが登場!
お家で飼われている子なのかな?
ご飯の時間だったらしく
「早くご飯くれ〜」っと
ジタバタする姿がとても可愛かった〜。
ヤギさんに癒されたあとは
あったかい飲み物を買って
少し体を温めることに。
注文したのは温かいリンゴジュース。
甘さより酸味が勝っていたので
筆者の好みではなかったけれど、
体が温まるのは嬉しい。
焚き火もあったので
冷えた体がよく温まりました。
会場内には飲食店や遊び場のほかに
クリスマスの装飾品を扱うお店や、
占いの館的なもの、
中には入れないけれど、
家の中をのぞいたりして遊べる
小さなお家もありました。
その他には別途料金はかかりますが
吹き矢・パチンコ・アーチェリーなどの
アクティビティもいくつかありました。
オーディエンス?の方が多くて
恥ずかしがり屋の筆者は
挑戦しませんでしたが、
的に当てるのはなかなか難しそうでした。
アクティビティエリアを後にして
「満足したしそろそろ帰ろうか」と
出口方面へ歩いていたら沢山の人だかり。
何事かと思ったら雪の女王が登場!
その後ろにはエルフや遣いの方が。
少しずつ空がオレンジ色に染まる中、
運良く帰るギリギリのところで
女王様や可愛い付人さんたちに遭遇し、
最後の最後までおとぎの世界を感じながら
マーケットを楽しむ事ができました。
クリスマスマーケットの公式サイトはこちら⬇️
こちらの記事が楽しかったり、
旅の参考になれば幸いです。
本日も最後まで閲覧ありがとうございます。
皆様の素敵な一日を願って…🍀 by ももベル
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