こんにちは、ももベルです🌷
本日のブログでは前回に引き続き、
ドイツ・ヴィッテンベルクの街を
ゆっくりとご紹介していきます💁♀️
「前編がまだだよ〜」という方はこちらから⬇️
メイン通りを歩く
(前回の記事にて)
ルターホールを後にしてメイン通りの
コレギーン通りを歩き始めた筆者夫婦。
メイン通りを見つける際は写真右手の
雑貨屋さん『Kronhaus』を目印にすると
簡単に見つけやすいかなと思います。
外から眺めただけですが、
とっても可愛らしいお店でした⬇️
そのまままっすぐ進んで通りを
ゆっくり歩いていると至る所に
雰囲気のあるお店や建造物が。
バーやかっこいいスーツ屋さん、
可愛らしいカフェ、
思わず足を止めてしまう、
ユニークなデザインの建築物。
歴史ある建物による効果なのか、
銀行やお洋服屋さんの存在感もすごい!
…そんな風に街歩きを楽しんでいると、
小さな用水路が出てきました。
この用水路がある所から、
少し進むと右手に広場が出てきます。
マルクト広場
広場の名前はマルクト広場(Marktplatz)。
広場の中央部分には前回のブログで
お話しした宗教改革者ルターの像が、
そして、その後ろには1523-1541年建設の
ルネッサンス様式の旧市庁舎。
2000年まで市庁舎として使用され、
現在は結婚式場・会議場・展示場など
多目的に使用されています。
ちなみにルター像の隣には、
メランヒトンという人物の像もあります。
(写真が遠くてごめんなさい🙏)
メランヒトンはルター派の神学者で、
ルターの宗教改革の最大の協力者として
知られていた人物。
なぜかメランヒトン像の後ろ姿だけ
撮っていたので一応上げておきます😅
市庁舎から見て左手には
レストランや服屋さんがあり、
その後ろには教会が建っています。
教会の名前は聖マリエン市教会
(Stadtkirche Wittenberg)で、
建設から800年近くの歴史ある教会です。
こちらの教会はルターが宗教改革中に
説教をした場所としても有名で、
1996年には世界遺産に登録されています。
また、1525年にはルターと妻カタリーナの
結婚式会場として使用されました。
クラナッハ・ホーフ
広場を通り過ぎて再び道なりに進むと
シュロス通り(Schlossstraße)という
名前の通りがすぐ出てくるのですが、
この通りにある薬局や印刷工房が
クラナッハというドイツ画家の
作業場兼住居として知られている場所。
クラナッハはルターの支援者であり
親友としても知られる人物で、
彼の肖像画を描いたことでも有名。
クラナッハの描いた作品は
聖マリエン市教会に展示されています。
(先ほどご紹介した教会)
Aという看板が特徴のこちらは、
ルーカス・クラナッハ・アポテーケ。
(Apotheke(アポテーケ)はドイツ語で薬局の意)
途中改修工事などはあったものの
1520年から続く歴史ある薬局で、
この薬局でクラナッハやその家族は
絵の具・スパイス・ワインなどの
販売も行っていました。
薬局の隣にはクラナッハホーフという
中庭へ繋がる入り口があります。
中庭の雰囲気はこんな感じ。
真ん中にある白い建物はホテルで、
歴史を感じながら泊まれる場所。
写真左手は建物の中がよく見えず
ハッキリとわからなかったのですが、
印刷工場っぽい…?
ホテルを挟んで右手には、
200種類以上ものウイスキーを
取り揃えているレストランが。
その他には敷地内に、
お子様向けのアートスクールや
クラナッハの像などがありました。
ヴィテンベルク城教会
雨がたくさん降っていたので
足早に通り過ぎてしまいましたが、
写真中央に見える大きな建物は
ヴィッテンベルク城教会という教会。
こちらの教会は1996年世界遺産に
登録された歴史的な建造物で、
宗教改革のきっかけと言われている
ルターの『95か条の論題』が教会の扉に
張り出されたことで有名な教会です。
教会の扉はもともと木製のものでしたが
1700年代に戦争で焼失してしまい、
1800年代ブロンズ製の物に再建されました。
扉には95ヶ条の議題の文面が刻まれおり、
教会内にはルターの棺が安置されています。
ランチタイム
メインの通りの端まで歩ききったので、
Uターン&隣にある通りへ移動。
雨も強いし、お腹も空いたので、
すぐ近くにあったレストランへ行くことに。
筆者が頼んだのが炒めたじゃがいもと
ソーセージやサラダがのったプレート、
旦那さんが頼んだのが
パンがセットで付いたスープ。
味はミネストローネみたいな感じ!
筆者の注文した料理が今までの人生で一番
塩辛くてびっくりしてしまいました(笑)
旦那さんにも協力してもらって
最後まできちんと食べ切りましたが、
これはこれで思い出に残る味でした🤣
塩加減はびっくりしちゃいましたが
お店のオーナーご夫婦がフレンドリーで
楽しい時間を過ごせました🎵
再び街歩き
レストランを後にした後は、
駅の方向に向かってゆっくり歩きます。
街の中はご年配の方が多めでしたが、
若い方もチラホラ。地元の子かな?
建物の隙間から聖マリエン市教会が
ちらりと見えました。
見る角度で同じ建物でも
表情が変わるので面白いです。
路地も雰囲気があっていい感じ。
この日はあいにくの天気でしたが、
鮮やかで存在感のある建築物が多くて
雨でも十分に街歩きを楽しめました。
ヴィッテンベルクまでは、
ベルリン中央駅から電車で1時間半。
色んな文化が混じり合うベルリンとは
また違った雰囲気や魅力があり、
ドイツで好きな場所の一つになりました。
電車の遅延がきっかけで、
たまたま訪れることになったこの街。
そんなハプニングがプラスに転じて
歴史を感じたり、美しい景観に触れれる、
素敵な時間へと繋がりました。
…以上、ルターゆかりの町
『ヴィッテンベルク』のご紹介でした✨
こちらの記事が楽しかったり、
旅の参考になれば嬉しいです✈️
本日も訪問ありがとうございます。
皆様の素敵な一日を願って…🌸
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