第一章〜九章まではこちらから⬇️
２０１９年〜２０２０年の一年間、
私はドイツ・ベルリンで生活をした。
たった一年かもしれない、
けれど、本当に長くて濃い一年だった。
そして、その一年の間に、
スイス・ポーランド・イタリア・
バチカン・ギリシャ・ドイツの他都市等
たくさんの国や場所を旅した。
ベルリンでも、旅先でも、
本当に素敵な出逢いがたくさんあった。
できないことも多かったけれど、
毎日が新しいことだらけで、
とても刺激的で楽しかった。
ある時、『この一年で出来た事』を
コピー用紙に箇条書きしてみると、
一枚では収まりきらない数を抽出できた。
無力に感じていた日々も、
いつの間にか「成長できた！」と
胸を張って言える日々に変わっていた。
そして、この一年間の間に、
大切な彼とも婚約をした。
結婚の書類を揃えるためにも、
彼と一緒に『一時帰国』という形で
一年ぶりに日本に帰ってきた。
そこから３〜６ヶ月日本で過ごして
ドイツに戻る予定だったけれど、
コロナの影響で先に彼一人が
ドイツに戻ることになった。
「寂しい」というと、
本当に寂しくなる気がするから…
なるべくその言葉を言わないようにした。
その代わり、
「これは自分磨きの時間だ」と思って
とにかくいろんなことを頑張った。
その中の一つがブログ活動だった。
ドイツ生活やヨーロッパの地域情報を
発信するために始めたブログだったけれど、
旅行が難しくなり小話を書き始めた。
最初は箸休めとして始めた小話も、
気づけばブログで大切な要素になっていた。
そして、小話を通して、
等身大の自分の言葉を紡ぐことで、
素敵な読者様に繋がれる感覚があった。
ブログを書くこと&読むことで、
本当に色んなことを学んだし、
やりがいもたくさん感じた。
そして、気がつけば、
ブログが私の生活の一部でもあり、
大切な大切な居場所に変わっていた。
楽しい時も、辛い時も、
何度もブログという場所に助けられた。
だから、私もそんなブログを通して、
読んで頂く方の癒し・笑顔・幸せの
きっかけになれたらいいなと
ブログを更新する度に強く思った。
そして、そう思えば思うほど、
(第一章で綴った)小さい頃の私と、
今の私が繋がる感覚があった。
２０２２年４月、ブログ３年目、
今も私はこうしてブログを書き続ける。
彼ともしばらく会えていないし、
ドイツにも２年行けていない。
でも別にムカつくとも思っていないし、
「成長の機会」だと前向きに捉えてる。
喉に関しては…
悪くなって今年で９年になった。
電話する時、レジ待ちの時、
ドイツ語の試験の時、注文する時、
いろんな場面で緊張して
言葉に詰まり、声が枯れ、途切れ…
なかなかしんどいことも多い(笑)
それでも全く話せないわけではないし、
調子がよければ普通に問題なく話せる。
気づく人は気づくし、
気づかない人は本当に気づかない。
だから、もうどっちでもいい。
辛いと思う喉のことでも
今こうして文章にできているのは、
きっとブログ活動を通して、
自分自身を客観的に見れたり、
素敵な人たちや言葉に触れて…
今の自分を受け入れられたからだと思う。
「言葉の力は本当にすごい！」
…そう強く思うから、
自分自身の為にも、誰かのためにも、
写真や文章に大切な学びや気持ちをのせて
これからも発信し続けていきたいし、
「明日が楽しみやな」
「悪いことばかりじゃないね」
「挑戦してみようかな」
…そういう風に感じれる人を、
もっともっと増やしていきたい。
最終的に行動するのはその人で、
私はあくまできっかけづくり。
それでも、一人でも多くの方が、
心豊かに、穏やかに、過ごせるよう
これからも文章を書き続けていくんだ。
それが、
私の使命だと感じるから。
そして、何より、
“私は書くことが大好きだから。”
〜終わり〜
《最後に》最終章まで閲覧頂き誠にありがとうございます！連続物で読みにくいところもあったかもしれませんが、皆様の温かいコメントに支えられてなんとか最終章まで書き上げることができました。次回は『あとがき』という形でこのシリーズを書いてからの心境の変化などをお話しできたらなと思います。いつも本当にありがとうございます✨皆さまの素敵な一日を願って…🍀 by ももベル
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