大好きな大好きな愛猫ちゃんが、
大好きな大好きな妹ちゃんが、
今日お空へと旅立った。
一週間前までは元気そうだったのに、
ここ3〜4日で急変して、
あっという間にお空に旅立ってしまった。
まだ11歳、
あと3ヶ月で12歳だったのに。
あっという間に旅立ってしまった。
高校生の頃に兄が突然、
「今日猫ちゃんを連れてくる」そう言って、
知り合いから譲り受けた
小さな小さな猫ちゃんを
我が家に連れてきた。
生まれてまだ数ヶ月で、
耳と顔の大きさがほぼ変わらなくて、
椅子に登ることもできないぐらい
とっても小さかった。
そんな猫ちゃんに、
「初めて生まれる」という意味で、
兄が「ウイ(初生)」と名付けた。
当時、動物が苦手だった私は、
小さな彼女の様子を
そっと覗くことが精一杯だったけれど、
気がつけば、
家族の誰よりも一緒にいる時間が長くて、
毎朝ご飯を食べる時に膝の上に乗ってきたり、
歩く度に私の後ろをヨチヨチとついてきたり、
たくさんたくさん懐いてくれて、
苦手だったはずの存在が、
いつの間にか、大好きで、
大切な大切な存在に変わっていた。
猫らしくマイペースだけれど、
繊細で気遣いが出来る子。
いつも皆のことを見守っていて、
誰かが泣いていれば、
その人のそばに駆け寄って
「大丈夫?」と声をかけて
泣き止むまでそばにいてくれたり、
喧嘩する時があれば
その間に入ってきて、
「だめだよ!」と鳴いて、
喧嘩の仲裁をしてくれたり。
家に帰る度に、
「ウイちゃーん」っと呼んで駆け寄ると、
ゴロンっとお腹を見せてくれたり、
「グルルル」っと喉を鳴らしれてくれたり、
いつもいつもたくさんの癒しをくれた。
みんなが彼女を愛したように、
彼女も同じように愛を返してくれた。
もっと長く生きると思ってたけど、
もっと温もりを感じれると思ったけど、
お別れの日は思ったよりも、
ずっとずっと早く来てしまった。
すごく我慢強い子で、
頑張り屋さんで、
最期の時まで一生懸命頑張ってくれた。
しんどかったよね、頑張ったね。
今まで本当にありがとう、
そして、本当にお疲れ様でした。
ずっと大好きだったし、
これからもずっと大好きだよ。
…どうか、安らかに眠ってね。