ある雨の日、
本屋さんに行きたくてうずうずしていた。
最近頑張っていたご褒美に、
本を買うと決めていたからだ。
家から15分ほどのところにある、
地元の小さな本屋さん。
雨の日で憂鬱…ということもなく、
本を通して新しい世界を知れることや、
お気に入りの傘を使えることが嬉しくて、
ウキウキしながら外に出た。
傘にあたる雨の音や、
思わず「寒っ」と声が出てしまう
ひんやりとした風を感じながら、
歩を進めていった。
街のいろんな表情を見ながら歩いていると、
あっという間に目的地に着いた。
買う本を決めてはいなかった。
だから、ただ、ゆっくりと、本棚を眺めた。
多分、一時間ぐらい居たと思う。
最終的には、
自分の中で「これいいかも」…と思う、
3冊の本を手に取った。
レジに向かうと、どうやらセルフレジ。
スーパーのセルフレジとは勝手が違って、
なんだかややこしい。
人件費削減のためなのかもしれないけれど、
ややこしくて、利用する人たちは困惑気味。
結局スタッフの方が、
ずっと横でサポートしてる。
便利なようで、不便だなぁ…
なんて思いながら外に出た。
外に出た瞬間、
「バシャッ」と大きな水溜まりに、
足を踏み入れてしまった。
「あっ」と思ったけれど、
次の瞬間に「まぁ、いいか」と歩き始めた。
素敵な3冊に出会えたのが嬉しくて、
そんなこと、どうでも良くなった。
人間は、複雑で、単純。
…なーんて、考えながら、帰路に着いた。
本日も最後まで閲覧頂きありがとうございます。
皆さまの素敵な一日を願って…🍀 by ももベル
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